即アップコース~8月末模試結果
少し長くなりますが、是非ともご一読ください。
夏期講習の即アップコースでは、理科・社会を中心に中3は100時間、中2は50時間を目標に学習に取り組みました。多くの生徒が目標時間をクリアしました。
以下はその結果です。
即アップコース受講者全員(中3~18名、中2~2名)の理科・社会の偏差値アップの平均は、前回の模試(中3~6月五ツ木模試、中2~1月大阪進研模試)に比べて理科は4.4ポイント、社会は4.2ポイントそれぞれアップしました。理・社の偏差値アップによって5教科の偏差値が押し上げられ、前回模試より2ポイント以上上がった者は8名(8ポイント以上1名、7ポイント以上1名、5ポイント以上1名、4ポイント以上2名、3ポイント以上2名、2ポイント以上1名)と、まずまずの結果といっていいと思います。ただ悔しいことには、理・社の偏差値がアップしたものの、英・数・国のどれかが下がったためアップ分が吸収されてしまい、5教科の偏差値アップに繋がらなかった生徒が複数名いました。
理科・社会をそれぞれ個別に見ますと、理科は前回模試より15.2ポイントアップが1名、11ポイントが1名、7ポイント台が3名と目を疑うような伸びを示した生徒が出た他、5ポイント台が1名、3ポイント台が2名という結果です。社会も10.4ポイントアップが1名、9ポイント台が4名と、本当にびっくりするような成績の伸びを示す生徒が続出しました。
偏差値はそう簡単に上がるものではありません。模試現場で失敗して一気に10ポイントほど下がることはあっても、1年間にせいぜい5~6ポイントも上がればいいところです。夏期講習とそれに続くプレミアムシリーズ(8月24日~31日)という、盆休みの8日間を除けば実質的にはたった1ヶ月ちょっとの短期間で、偏差値が5ポイントや7ポイントアップ(10ポイント以上アップは驚異的です!)というのは通常では考えにくい数字であることがおわかりいただけようかと思います。
ただ、私たちは夏期講習で、即アップコース受講者の理科・社会の偏差値アップの平均値を、それぞれ5ポイント上げることを目標にしていましたので、目標にわずかに届きませんでした。コース全体の成績としては、優・良・可で評価すれば良というところでしょうか。
また、理科・社会の偏差値が前回模試より2ポイント以上下がった生徒は1名いますが(中3は0名です!)、偏差値の2ポイント未満の増減は成績に変化のない、いわゆる横ばいです。理・社とも該当する生徒が数名おり、中3の場合は学習時間が目標の100時間に満たず、60時間~70時間にとどまった生徒が目立ちます。